2019年7月6日(土)
福島県会津若松市の鶴ケ城、ここで市街地のイメージとは程遠いアウトドアイベントSPARTAN RACEが開催されました。
街中で繰り広げられるクレイジーレースの模様をお伝えします。
↓関連記事↓
2018水上(SUPER)

2019新潟(BEAST)





SUPARTAN RACEとは


世界42ヶ国で250を超える大会が開催されている、世界最大規模の参加型障害物レースで、日本ではこれが7回目の開催となります。
参加者は、設置された障害物を決められたルールに沿ってこなしていき、ゴールを目指します。なお、失敗した障害物についてはペナルティーとしてバーピー30回が課せられます。
バーピーとはこんなやつです↓ おそらくこいつのせいで、腹筋と胸筋の間の筋肉がものすごく筋肉痛になると言う前代未聞の事態に陥りました。そんなところにも筋肉あったんだ…
カテゴリーは大きく3つ(+子供用のKIDS)あります。
・SPRINT:距離約5km以上、障害約20個
・SUPER:距離約10km以上、障害約25個
・BEAST:距離約20km以上、障害約30個
※BEASTはまだ日本では開催されたことがありません。
今回(2019会津)はSPRINTのみの開催でした。
SPARTAN SPRINT参加レポート
梅雨真っ只中、雨が降りしきる東京を出発して我々が向かったのは福島県会津若松市。SPARTAN RACEに参加するため、はるばる東北までやってきました。


会津若松に到着すると雨はあがっていました。あまり暑すぎず、絶好のスパルタン日和と言えるでしょう。


会場へ向かう途中、遠目に数々のアトラクションが見えました。ワクワクが募っていきます。


今回のスタート/フィニッシュ地点は鶴ケ城体育館です。


今回のコースマップです。前半は鶴ケ城敷地内を走るランセクション、後半は陸上競技場での障害物が中心のアトラクションセクション、といったイメージでしょうか。特筆すべきは、前回の水上とは違いアップダウンが全く無い点でしょう。


受付を済ませたら、近くにある障害物を下見します。こちらはA-Frame Cargoという登って降りるシンプルな障害物です。難しいことは無いですが、まあまあの高度感なので高所恐怖症の人は怖いかもしれません。


7ft Wallです。その名の通り7feet(約2.1m)の壁で、これを乗り越えていきます。このすぐ横にたくさんの観客がいるので、地味に緊張する種目でした笑


陸上競技場の方を覗いてみます。すでに前グループの人たちが障害物に挑んでいる様子が見えます。


そうこうしている間に、いよいよスタートの時間です。
最初の障害物まで2kmはひたすらランです。鶴ケ城の敷地内を走るということで、外国人にウケそうなコースですね。ちなみに、スパルタンレースは外国人の参加者がかなり多いです。体感2〜3割くらいはいるんじゃないかと思います。


序盤の障害物、ブロックを伝って壁を平行移動していくZ-Wallsです。上空から見たときに、壁が「Z」の形になっているので、この名前なのでしょう。落ちるような種目では無いと思いますが、急ごうと焦って足を滑らせると大ピンチになってしまうでしょう。


川沿いも走ります。終始アップダウンが少ないのは助かります。


地面をハイハイさせられるPara Cordです。終盤の名物Barb Wire Crawlと違い、有刺鉄線ではなくただの紐ですし、高さも若干高いので全然楽勝でした。


受付近くの7ft Wall、A-Frame Cargoなどを通過するとやってくるのがSandbag Carry。要は、土嚢を担いで野球場1周です。いかに安定するポジションを早く見つけられるかがポイントです。


吊り輪にぶら下がって進んでいくMulti Rig。そろそろ腕もきつくなってきます。


Vertical Cargo。てっぺんで思いの外揺れたので少しビビりました。


やり投げ、Spearthrow。もう疲れてきてしまって、ここら辺は撮影していない競技がたくさんあります笑


最後の競技、Barb Wire Crawl。有刺鉄線を潜って進んで行きます。匍匐前進でも良いですが、ほとんどの人は横向きに転がって行きます。ただ、結構距離長いのでかなり気持ち悪くなりますね…
この競技が終わると、最後に少しだけ走ってゴールです。
フィニッシュ後は完走賞のTシャツとメダルをもらいます。






昨年の水上ではReebokがスポンサーでしたが、今回は楽天に変わっていました。特に袖の鶴ケ城が個人的に気に入りました。
SPARTAN RACEのおすすめ装備
装備については前回色々とまとめたので、基本的にはこちらを参考にして下さい。



唯一、前回とは違う感想を抱いた「靴」についてだけ記載します。
●靴
前回の水上ではスキー場が会場だったこともあり、アップダウンやスリップに耐えられるトレランシューズをお勧めしましたが、今回はアップダウンがなくアスファルトの割合も高いということで、普通のランニングシューズの方がよかったと感じました。
会場の特徴を考慮して靴は選んだ方が良さそうですね。次回9月は湯沢のスキー場が舞台ですから、またトレランシューズ が活躍するのかなと思います。
次回開催予定について
次回の開催は9月15日(日)@ガーラ湯沢です。今回はBEASTとSPRINT(とKIDS)が開催されます。
やはり注目は何と言っても日本初開催となるBEASTでしょう。距離20km、障害30個ということで、どのようなコース・障害物となるのか、どのような人々が参加するのか、今から楽しみです。なお、私はもちろんBEASTに出場するつもりです。
詳しくはこちらをご覧ください。

