【コラム】2セットダウンからの逆転勝ちについて考えてみる

こんばんは。錦織の2019全豪オープンが終わってしまいました。最後は途中棄権と残念な形になってしまいましたが、これでベスト8という結果やそこまでの激闘が無くなるわけでも色褪せるわけでもありません。むしろ、私を含めた錦織ファンは次の大会への期待が高まっているのではないでしょうか。

さて、せっかく時間ができたのでネタ記事を書いてみました。データ集計は大真面目にやっていますが、ネタ記事のため考察はふざけていますのでお含みおきください(笑)

今回の題材は、「2セットダウンからの逆転勝ち」です。錦織のおかげで今大会は2セットダウンからの逆転勝ちがものすごく多かった印象があると思いますが、ここまで124試合中7試合発生しています。2009〜2018の10年間のGSで合計196回発生しているので、1大会平均4.9試合。これと比較するとやや多いですね。ちなみにカレーノブスタは1回戦で2セットダウンから逆転勝ち、そして4回戦で錦織相手に2セットアップから逆転負け、と両方の当事者となっています。

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各シチュエーションでの勝率

2009〜2018の10年間のGS、合計40大会の結果を集計してみました。

理論的には2セットアップからの2−2も2セットダウンからの2−2も同じ勝率になるはずですが、現実にはそう綺麗にはいきません。

【図1】セット獲得推移別 勝利数と勝率

一言で言うなれば、直前にセットを獲得した選手が優位と言うことですね。

2セット終了時点で1−1となっているケースを見てみると、○×と×○で後者の方が5%近く勝率が高くなっています。試行数から見ても、多少差異があると言ってもいいのではないでしょうか。(真面目な記事なら検定とかするんですが、今回はあくまでネタ記事なので緩めにいきます(笑))

3セット終了時点でも、1−2のケースで最も勝率が高いのは直前にセット獲得した××○で、最も勝率が低いのはセット獲得が最も遠い○××です。

そして本題の4セット終了時点。○○××と××○○ではなんと43%と57%まで勝率に差が出ます。基本的には追いついた側の方が勢いあるので優勢かな、とは思っていましたが、こんなに差があるとは思っていませんでした。

ちなみに、4セット終了時点でも4セット目を取った方が勝率50%を超えていますが、なぜか×○×○のケースが一番勝率が高いです。並び的には○×○×○の方が綺麗なんですけどね(笑)この理由は正直よくわかりません…

まとめ

直前にセットを獲得した側が優位ということは、いくらリードしていても油断しちゃダメだよ、ということですね。はい、驚くほど当たり前な結論です。

でもまあ真面目な話、セットカウント2−2の時に統計的にどっちがこのくらい有利、ということを頭に入れて観戦すると面白いと思うんですよね。私は結構数字こねくり回すのが好きなタイプですが、このように色々な数値を頭に入れて試合を見ると少し違う景色も見えてくるかな、と思っています。

と少し真面目なことを書いたところで、今回の短いネタ記事はこの辺で。

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